要介護リスクについて

『どんな人が要介護状態になりやすいの?~要介護のリスクについて~』

みらいのあなたは、要介護状態になる可能性があります。

リスクフロー

リスクフロー図

上記の表は、肥満や運動不足から脳の病気になり、『要介護状態』になる流れの一例です。
この他にも、認知症・高齢による衰弱・関節疾患・転倒による骨折等、様々な状況から『要介護状態』になる可能性があります。
『現在のあなた』の周りで介護を必要としている方はいますか?
他人事ではありません。介護に対する正しい知識を持ちそんな方を支援する一人になりませんか?

要介護者の発生率と原因の割合

■介護が必要となる原因の構成割合
順位 原因(割合)
1位 脳血管疾患(23.3%)
2位 認知症(14.0%)
3位 高齢による衰弱(13.6%)
4位 間接疾患(12.2%)
5位 骨折・転倒(9.3%)
6位 心臓病(4.3%)
7位 パーキンソン病(2.8%)
8位 糖尿病(2.7%)
9位 脊髄損傷(2.5%)
10位 呼吸器疾患(肺気腫・肺炎等)(2.1%)
11位 がん(1.8%)
12位 視覚・聴覚障害(1.5%)
  その他(9.8%)
■要介護者の発生率
年齢 発生率
65歳から69歳 2.7%
70歳から74歳 6.2%
75歳から79歳 13.7%
80歳から84歳 27.7%
85歳以上 56.9%

あなたは、75歳から79歳時点で13.7%、80歳から84歳時点で27.7%、85歳以上で56.9%の確率で要介護状態となる可能性があります。脳梗塞による後遺症で半身麻痺になり、認知症になる可能性もあります。

認知症の種類

認知症は、脳が病的に障害されておこります。
その原因となる病院は、頭蓋内の病気によるもの、身体の病気によるものなどたくさんあります。
以下が主に知られている認知症の種類となります。

※原因や主症状、予防方法などの情報を閲覧する場合は、各項目をクリックしてください。

脳血管疾患認知症

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原因 【脳血管疾患】
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血
【心臓疾患】
心不全、心筋梗塞、 若年層では運動による外傷性脳挫傷で起こる
好発年齢 50代~60代
頻度:50% ただ、30代にも起こる
10代~20代は外傷性脳挫傷による場合が多い
なりやすい人 男性に多い(男女比=7:3)
不規則な生活を送る人、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症、特に糖尿病の女性、肥満、喫煙者、アルコール多飲酒者
主症状 失語症状、注意障害、記憶障害(まだら状)、行動と感情の障害
特長 発病に伴うため階段状に症状がでる
脳血管疾患とアルツハイマーが合併している事が多い
予防 生活習慣を整える
基礎疾患を管理する
ストレス緩和
周囲の理解

アルツハイマー型

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原因 はっきりしない
脳にアミロイド淡白が異常にたまり、脳細胞が次々死んでいくために起こる
好発年齢 65歳以上(男女比=1:3)
ただ、若年性という40、50代の患者もある
認知症患者で一番人数が多い
なりやすい人 年齢は問わないが65歳以上に多い
肥満している女性
主症状 物忘れから始まり進行する
発病して10年くらいで末期になる
若年性認知症は進行が速い
社会環境により進行も早くなる事もある
早期発見により進行を抑えることは可能
特長 麻痺はない
軽度の物忘れから徐々に進行
症状の進行を遅らせることが大事
最後には寝たきりになる
予防 物忘れの段階で認知症対応の病院を受診
日頃から食生活も野菜を中心とした物にする
ストレスの解消をする

レビー小体

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原因 脳の大脳皮質にレビー小体という異常物質がつく
好発年齢 日本で発見されたもので、1976年に小阪医師により世界的に知られるようになった。認知度は低い
なりやすい人 高齢者に多いが40歳前後での発病もある
男女比については不明
主症状 幻覚
パーキンソン病の様な歩行(転びやすい)
安静時振戦はない
鬱症状が初期症状
一日の中でも症状に変化あり
睡眠行動障害(睡眠中におきているような行動をとる、寝言など)
症状が変化しやすい
特長 進行して、最後は寝たきり状態になる
予防 状態を主治医に伝えること
治療薬を適正化することが大事になる
ストレス解消
家族の理解

ピック病

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原因 脳の神経細胞にピック球が現れる
若年性認知症の一つであるがアルツハイマー病や症状からうつ病や統合失調症との判断がつきにくいこともあり、対処が遅くなる事がある
好発年齢 40代~60代
発病平均年齢は49歳で、アルツハイマー病に比べると1/3~1/10程度
なりやすい人 男女問わず
主症状 怒りっぽくなる等の性格変化
同じ事を繰り返す・理解できない行動をするという行動の障害がある。その為社会的非難を受けやすい
例)いつも同じ場所で同じところにすわる。いつも同じ食品や料理を食べる。毎日同じ時間に同じ行動をする
特長 性格の変化
徘徊
原因が不明で診断基準がない
予防 若い年代である為にまずは、理解をすること

正常圧水頭症

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原因 原因不明のものと、くも膜下血腫、頭部外傷、髄膜炎でおこるものがある
好発年齢 年代は関係なし
65歳以上の日本人で1.1%いる
なりやすい人 高血圧、脳出血、脳梗塞の既往がある人
主症状 転倒しやすい、失禁、物忘れ
特長 転倒しやすい、失禁、物忘れが3症状
予防 外科的治療
ストレス解消

アルコール性認知症

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原因 アルコールの多量な飲酒により脳が萎縮をする。(前頭葉の障害)
又、飲酒が多い為栄養が偏り、ビタミンB1が欠乏する為に起こる。
好発年齢 年代は関係なし
5年以上の大量アルコール飲酒者は飲酒しない人の4.6倍なりやすい
なりやすい人 アルコール依存者
偏食者(インスタント食品により栄養の偏りが多い)
主症状 記憶や見当識障害、意識障害、精神症状
特長 めまい、物忘れ、抑うつ、歩行障害
断酒により認知症が改善が見られることがある
予防 ビタミン投与
ストレス解消

ウェルニッケ脳症

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原因 脳の視力をつかさどる部分と運動をつかさどる部分に病変が起こる
ビタミンB1の欠乏による脳症。
好発年齢 年代は関係なし
なりやすい人 胃全的手術を受けた人で数年後におきやすい
妊娠悪阻(つわり)によるものでも起こる
主症状 眼球の運動障害で斜視・複視・眼球が勝手に動く
ふらつき歩行
無欲・注意力散漫・傾眠
特長 目の動きが悪くなる、ふらつき歩行、意識障害が3主要症状
予防 症状と神経所見により病体を疑うこと
MRIにて病変部位が確認できれば診断が確定できるが、症状が出ている場合は治療をしても後遺症が残る
治療自体はビタミンB1投与
アルコール中毒患者が今までと違う酔った意識状態になった場合はすぐ受診

『認知症ってどんな病気なの?~基礎的な知識の確認テスト~』

みらいのあなたは、認知症になるリスクがあります。みらいのあなたの事です。知っておいてそんはありません。今のあなたの周りにも認知症で苦しんでいる方やそのご家族はいますか?他人事ではありません正しい知識を持ち、知識を生かして、そんな方を支援する一人になりませんか?

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